こんにちは、ネイトです。
今回は汎用旋盤の送りのギアを変える時に
スムーズに切り替わらない時の対処法を
動画で紹介します。
目次
汎用旋盤の送りのギアが入らない時の対処法
汎用旋盤で送りのギアを変える時に
うまく入らない時の対処法ですが、
少しだけ主軸を回転させて止めてから再び入れると、
スムーズに入るようになります。
というのも、送りのギアが入らないのは
内部のギアがきちんとかみ合う位置にないだけなので、
少し主軸を回転させてやり、ギアがかみ合う位置に動かすと、
スムーズに入るようになるのです。
主軸を少しだけ動かす方法ですが、
回転数のギアをニュートラルにして、
チャックを手動で動かす方法。
主軸のギアを入れた状態で、
始動レバーを使って主軸を少しだけ回転させる方法がありますが、
どちらでやっても大丈夫です。
送りのギアを変える時の注意点
送りのギアを変える時に
注意しないといけないのが、
主軸が回転している状態で
送りのギアを変えようとすると、
ギアがガリガリガリ~っとうまく入らずに
欠けてしまう可能性があります。
特に遅い送りから早い送りに切り替える時、
送りの方向を逆に切り替える時に起こりやすいですね。
ギアが欠けてしまうと
修理代など膨大な金額がかかってしまいますし、
機械も傷んでしまいます。
なので必ず回転を止めた状態で、
送りのギアを切り替えるようにしてください。
特に納期の迫った仕事をしているときや、
上司に「早くしろよ」と言われた時など、
焦ってしまい回転しているときに
送りのギアを切り替えようとして、
ギアが欠けてしまった、
ということが起こりやすいです。
ギアが欠けてしまうと、
今やっている仕事の納期は遅れてしまい、
さらに機械を破損させたということで、
上司にも怒られる可能性が非常に高くなり、
機械を壊したことと上司に怒られたことの
ダブルパンチでダメージを受けてしまいます。
そうならないためにも送りのギアを変える時は
主軸の回転をきちんと止めた状態で
変えるようにしてください。
まとめ
送りのギアが入らない時の対処法は、
少しだけ主軸を回転させて止めてから、
再びギアを入れるとスムーズに入りやすくなります。
主軸を動かす方法は、
主軸のギアをニュートラルにして手動でチャックを動かす方法、
始動レバーを使って主軸を回転させる方法がありますが、
どちらの方法でも大丈夫です。
注意点として主軸が回転している状態で
送りのギアを入れようとすると、
ギアが欠けてしまう可能性があるので、
必ず回転を止めた状態でギアを入れてくださいね。