こんにちは、ネイトです。
今回は汎用旋盤の心押し台に
ドリルチャック、回転センターを取り付ける方法を
紹介します。
目次
汎用旋盤の心押し台にドリルチャック、回転センターを取り付ける方法!
汎用旋盤の心押し台に
ドリルチャック、回転センターを取り付ける方法は、
心押し軸をある程度付きだした状態で入れるだけです。
心押し台に取り付けたドリルチャック、
回転センターを抜く方法は、
心押し軸を引っ込めると抜ける仕組みになっています。
なので、心押し軸をある程度出した状態で
入れてやらないと奥に入りません。
心押し軸を出す長さは動画で言ってるように
ハンドルを7~8回転くらいした長さがあったほうが
きちんと入りやすいですが、
旋盤の種類によってはもっと短くても
入る機械もあります。
回転センターを入れる時は、
心押し軸をきちんと出した状態で入れると
問題なく入りますが、
ドリルチャックを入れる時は注意点があります。
これは心押し軸の内部の画像になりますが、
動画で言ってる溝は、この奥の部分になります。
この奥の溝にドリルチャックの
2面カットの向きを合わせて入れないと、
うまく入らないので注意してください。
この奥の溝にドリルチャックや大径のキリの
2面カットの向きを合わせて入れると
カポッっとスムーズに入ります。
2面カットの向きが合ってないと
動画のようにカツカツっと奥に当たって
入りません。
2面カットの向きが合ってない状態で
勢い良く入れると心押し台内部に
傷が入る可能性があるので
きちんと2面カットの向きを合わせて
入れてくださいね。
心押し台から取り外す方法
抜き時は回転センターとドリルチャック同じで、
心押し台ハンドルを回して、
心押し軸を引っ込めるとスポッっと抜けます。
この時に勢いよく心押し軸を引っ込めると、
回転センターやドリルチャックが
スポッっと勢いよく飛び出してしまい、
旋盤のベッドに当たって傷が入ったり、
足に当たって怪我をする可能性があるので、
注意してください。
まとめ
心押し台に回転センターやドリルチャックを取り付ける方法は、
心押し軸をある程度(ハンドル7~8回転ほど)出してから入れます。
ドリルチャックを入れる時は、
2面カットの向きを合わせて心押し台に入れます。
この2面カットの向きが合ってないと、
心押し軸が出ていても奥に入らないので、
注意してくださいね。
抜くときは心押し台ハンドルを回して
心押し軸を引っ込めると
スポッと抜ける仕組みになっています。
ハンドルを勢いよく回しすぎると、
すごい勢いで抜けて、
機械に傷が入ったり、怪我をする恐れがあるので
注意してください。