こんにちは、ネイトです。
今回は汎用旋盤の
横送りハンドルの持ち方と回し方を
動画で紹介します。
目次
汎用旋盤の横送りハンドルの持ち方、回し方
横送りハンドルの持ち方と回し方ですが、
早送り、切削送り、位置決めをするときなど
用途に合わせて持ち方を変えると
効率よく汎用旋盤を操作することができます。
早送りをするときの持ち方
早送りをするときは、
ハンドルの取っ手部分を持って
クルクルクルーと動かしてやります。
切削送りをするときの持ち方
切削送りをするときは
基本的に両手でハンドルを持って、
回すようにします。
荒加工をするときは
仕上げ面など気にしなくてもいいので、
片手で一気に送りを掛ける場合もありますが、
基本的に両手でハンドルを持った方が
安定した送りで削ることができますね。
端面を手動で送って仕上げる場合は、
確実に両手でハンドルを持って操作したほうが、
安定して送ることができ、
綺麗な仕上がり面で削ることができます。
ハンドルの回し方ですが、
動画でやっているような手の動きて
ハンドルを回してやると
一定の早さで送りやすいです。
ただ、経験が浅いと動画のように
手動で滑らかに送りを掛けて削ることは
難しいと思います。
なので、動画で紹介しているように、
自動送りをしている状態でハンドルを持って、
その送りの早さの感覚を手で覚えていくと、
滑らかにハンドル操作ができるようになります。
最初はみんな初心者なので、
うまくできないからと言っても落ち込まずに
1日5分でもいいので練習してみてください。
コツコツと練習を積み重ねることで、
自然と体がハンドルを回す感覚を覚えていきます。
位置決めをするときの持ち方
位置決めをするときの持ち方ですが、
両手もしくは片手でハンドルを持って手の感覚で
寸法を追い込む方法。
こぶしを作ってトントンっと軽くたたいて
寸法を追い込んで位置決めする方法があります。
僕は基本的に
ハンドルの大きい大型の汎用旋盤を使う時は
手で回して微調整するのが難しいので
後者のこぶしを作って軽くたたく方法。
ハンドルの小さい汎用旋盤だったら、
両手か片手でハンドルを持って寸法を追い込んで
位置決めをするようにしています。
これはそれぞれ手の大きさの違いなど
人それぞれやりやすい方法が違うので、
自身がやりやすい方法で
やったので問題ありません。
横送りハンドルを操作する時の注意点
横送りハンドルを持つ時も
縦送りハンドルの時と同様に、
切粉がハンドルに付いてないか確認してから
ハンドルを持つようにしてください。
切粉がハンドルに付いている状態で
ハンドルを持ってしまうと、
火傷、切り傷を負ってしまう可能性があります。
自分も痛いですし、仕事にも支障が出てしまいますので、
ハンドルを持つ際は切粉がないか確認してから
ハンドルを持ってください。
まとめ
汎用旋盤の横送りハンドルの持ち方、回し方は、
早送りの際は取っ手部分を掴んで回す。
切削送りをするときは、
両手でハンドルを持って
一定の送りで送るように滑らかにまわします。
寸法を追い込んで位置決めするときは、
片手、もしくは両手で追い込んで位置決めする方法、
こぶしを作って軽くトントンっと叩いてする方法の
2種類あります。
どちらがいいかというと機械のハンドルの大きさ、
手の大きさによって違ってくるので、
一概には言えないところがあります。
なので、自分がやりやすい方法で
やってくださいね。
また、ハンドルを持つときは
切粉が付いてると火傷や手を切る可能性があるので、
注意してください。