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【旋盤】センター穴と面取りが同時加工できるSPセンターが超便利すぎる!!

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こんにちは、ネイトです。

今回は、1本のツールでセンタ穴加工と面取りが同時にできる超便利な工具を紹介します。

 

 

タップの加工の時に使うツールの数は、センタードリル、キリ、面取り、タップの合計4種類。

なんとタップ1つ加工するにも4本のツールが必要なんですね!

タップ加工に4本のツールが必要だと、12角のタレット型NC複合機なら、あっという間にツール本数が足りなくなってしまいます。

ATCがある複合機ならツール本数的には問題ないけど、4本も取り付けて工具長を取るのは時間が掛かる。

う~んツールが足りなくなる、なんとかならないか。

そう思ったあなたに、センター穴加工と面取りが同時にできる便利なツールを紹介します!

イワタツール SPセンターが神

 

イワタツール 岩田 SPセンタ-90℃ 90SPC4.0X12

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SPセンターbの先端は120度。

途中から45度になっていて、センタ穴加工と面取りが一本で同時にできるという優れものです。

 

8ミリのSPセンターなら先端の2,5mmまでの部分が120度。

そこから8mmの部分まで45度になっています。

M6のタップの面取りをしたいなら、深さ2,6mm入れるとちょうどいい面取りの大きさになります。

M4,M5などのタップも計算して、ちょうど面取りできる深さを出しておくとプログラムも簡単!!

 

超硬のタイプ、ハイスコーティング、コーティングなしの3種類ありますが、超硬は価格が非常に高いので、ハイスにコーティングしてあるのを選択すると経済的。

穴の面取りだけではなく、45度の面取りカッターとしても使えるので、NC旋盤やマシニングに付けるツールを減らすことが出来ます。

(Z-2,47mmの時にちょうど6mmになるので、6mmで径補正を使うとプログラムが組みやすい。)

 

価格も安くてツール本数も減らせて、段取り、加工時間短縮することができる、超優れものツールです!!

この記事を書いた人

ネイト

汎用旋盤を使って1年100万円超える失敗をしてクビ寸前だったのに、作業手順書を作ったら失敗が減り汎用旋盤が飛躍的に使えるようになって人生変わった1級普通旋盤技能士。(知事賞受賞、技能五輪、技能グランプリ出場)

「仕事は見て覚えろ」という旋盤業界の教え方が大嫌い「きちんとした手順さえ知れば誰でも汎用旋盤を使えるようになる」という理念のもと、汎用旋盤の使い方失敗の対策の方法について、20年汎用旋盤を使ってきた経験をもとに情報発信をおこなっています。

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