生爪、チャック

【旋盤】1度で2度美味しい!生爪のお得な削り方!

こんにちは、ネイトです。

 

今回は、ちょっとお得な生爪の削り方を紹介します。

 

 

生爪は基本的にワークの直径に合わせて削るようになるので、

1つのワークに対して生爪の片側を使うようになりますね。

 

大きい直径に合わせて削っている爪で、

小さい直径のワークを掴む場合は傷が入らないので、

ある程度の直径差だと兼用できます。

(150mmで削った生爪で140mmのワークを掴む)

 

しかし掴む深さなどもワークによって違うので、

1つのワークに対して1つの爪を用意するのが一般的ですね。

 

そうなると、

単品やあまり数が多くない仕事をやっている会社だと、

生爪の数を多く用意しておかないと足りなくなり、

毎回生爪を成型しないといけなくて、

生爪を成型する時間がかかってしまいます。

 

しかし、生爪の削り方をちょっと工夫すると、

生爪の数を減らすことが可能になるんですよ!!

生爪のお得な削り方

 

写真は通常の生爪の削り方。

外径を掴むRになっている部分の面が全面出ています。

大体の人はこのような削り方をしていますね。

 

次は生爪をお得に使う削り方。

通常の削り方とは違い、全面が出ていません。

 

どういう事かというと、

外側と内側で直径が違うように削って、

2種類の直径のワークに対応できるように削ってます。

 

この生爪の場合だと外側の径は105mm。

内側の径だと80mmに削ってあるので、

それぞれの径に合ったワークに対応することが可能です。

この削り方のメリット、デメリットは?

メリットは生爪の数を減らすことが出来るので、

生爪の購入費用を抑える事ができます。

 

また、生爪の数が減ることで置く場所も取らずに、

整理もやりやすくなります。

 

デメリットはワークを掴む範囲が少なくなるので、

通常の生爪と比べて掴む力が弱くなります。

(そのためにワークと爪の直径は、ほぼ同じに合わせておく必要があります)

 

チャック圧を通常の爪よりも強くするといいですが、

薄物や平行、平面度の幾何公差が厳しい場合は、

このような成形をするよりも、

通常の成型をした方がいいですね。

 

上記のメリット、デメリットを理解して使うと、

1つの生爪で2種類のワークを加工することができ、

生爪がお得に使えるようになるので、

ぜひ実践してみてください。

この記事を書いた人

ネイト

汎用旋盤を使って1年100万円超える失敗をしてクビ寸前だったのに、作業手順書を作ったら失敗が減り汎用旋盤が飛躍的に使えるようになって人生変わった1級普通旋盤技能士。(知事賞受賞、技能五輪、技能グランプリ出場)

「仕事は見て覚えろ」という旋盤業界の教え方が大嫌い「きちんとした手順さえ知れば誰でも汎用旋盤を使えるようになる」という理念のもと、汎用旋盤の使い方失敗の対策の方法について、20年汎用旋盤を使ってきた経験をもとに情報発信をおこなっています。

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