こんにちは、ネイトです。
今回は汎用旋盤を使う時に
効率よく安全に作業できる立ち位置を
脱着や外径切削、心押し台を使った加工時など、
それぞれの作業する用途に合わせて
動画で紹介します。
今回の動画を見ることで、
汎用旋盤を使う時にどの位置に立って作業をすると
効率よく安全で作業できるのか?ということが分かるようになり、
日々の旋盤を使って作業する時に取り入れることで、
仕事のスピードがアップするようになります。
また、安全面のでの注意点も紹介していますので、
ぜひ最後まで動画を見ていただければと思います。
目次
汎用旋盤で効率よく安全に作業できる立ち位置!
汎用旋盤で効率よく安全に作業できる立ち位置は、
早送り、脱着、心押し台を使った加工など、
それぞれの作業内容によって違ってきます。
なので、それぞれの作業に合わせて
こまめに立ち位置変えてを作業をすることで、
効率よく安全に作業できるようになります。
早送りの時の立ち位置
早送りの時の立ち位置は、
縦送りハンドル、横送りハンドルを操作しやすい位置に
立って作業すると無駄な動作が減り
効率よく作業ができます。
立ち位置は
縦送りハンドルと横送りハンドルの中間くらいの位置が
両方のハンドルを持って早送りしやすい立ち位置になります。
その位置に立って動画のように
縦送りハンドルと横送りハンドルを持って操作すると
汎用旋盤で効率よく早送りすることができます。
心押し台を操作する時の立ち位置
心押し台を使って穴あけを行ったり、
回転センターを使った段取りをするときは、
心押し台が操作しやすい位置に移動して、
作業します。
なので動画のように
心押し台が操作しやすい位置まで移動して
心押し台を操作して加工します。
脱着、回転数、送りを変える時の立ち位置
脱着、回転数、送りを変える時の立ち位置は、
チャックの前辺りに立って操作すると、
作業しやすくなります。
外径、内径切削時の立ち位置
外径、内径切削時の立ち位置は、
横送りハンドルがへその位置にくるくらいの場所が
安全で作業しやすい立ち位置になります。
そして動画のように体を少し傾けて
切粉が飛んできても体に当たらないようにすると、
安全に作業することができます。
絶対にやってはいけない立ち位置は、
チャックの前に覆いかぶさるように立つこと。
これは非常に危険なので
絶対にやってはいけない立ち位置になります。
切削しているときは切粉が飛んできて、
チャックの前に立っていると切粉が直撃します。
細かい切粉だと火傷するくらいで済みますが、
細くて長い切粉だとチャックに巻き付いて回ることがあり、
その切粉が体に当たると簡単に切れてしまいます。
最悪の場合、その切粉が体に巻き付いて
チャックに巻き込まれてしまい、
大事故になってしまう可能性が非常に高いので、
絶対に回転しているチャックの前に立ってはいけません。
ねじ切りの時の立ち位置
ねじ切りの時の立ち位置は
ねじ切りの方法によって若干変わってきます。
ハーフナットレバーを入れっぱなしで
正転、逆転させて切っていく方法だと、
縦送りハンドルを使わないので、
横送りハンドルが左足の太ももにくるくらいに立って作業すると
効率よくねじ切りができるようになります。
ハーフナットレバーを入れたり抜いたりして切る方法だと、
縦送りハンドルを使って刃物台を移動させる必要があるので、
立ち位置は外径と同じように、
横送りハンドルがおへその位置にくる立ち位置が
作業しやすい立ち位置になります。
ハーフナットレバーを入れっぱなしで切る場合よりも、
若干チャックに近い立ち位置ですね。
それぞれ、ねじの切り方によって
作業しやすい立ち位置が変わってきますので、
ねじの切り方に合わせて立ち位置を変えてねじ切りをすると、
効率よく安全に作業することができるようになります。
まとめ
というわけで、今回は汎用旋盤で
効率よく安全に作業できる立ち位置を
動画で紹介しました。
早送りをするとき、
脱着や回転数、送りを変える時、
外径、内径を切削する時、
ねじ切りをするときなど、
それぞれの作業に合わせて立ち位置を変えることで、
効率よく安全に作業することができます。
安全面で特に注意していただきたいのが、
加工中の立ち位置ですね。
チャックが回転して切削している時に
チャックの前に立って作業をしていると、
切粉が当たったり、切粉が体に巻き付いて
大けがをする可能性が非常に高くなります。
特に半施用旋盤の怖さを知らない
初心者に多く見られます。
安全面で非常に危険な作業となりますので、
絶対に回転しているチャックの前に立たないように
注意して作業してくださいね。